祝島・えべすや@祝島の情報

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2007年09月25日

上関町長選_その1

今日は上関町長選の告示日。
投票日は9月30日。
やはり原発の是非をとう選挙だ。
原発問題がおこって実に25年。(祝島HPで書かれて10年もたった!)
この原発誘致の話がなければ私達祝島島民の人生は大きく違っていたと思う。
今回立候補した山戸君も島には帰ってこなかったのかもしれない。

原発問題なんかどこかよその地域の問題で無関心だった時代もあったのに。
人間ってほんとうに勝手なもんで、うちに造るのなら巨大な電力を必要とする都市部か工場地帯につくれよと思ってしまう。

実のところ原発が建つ前に すでに私達は多くのものを失ってしまったのだ。
特に反対・賛成 意見の喰い違いが同族内におこってしまった私にとっては
原発は環境問題どころではない。
もっと直接的な破壊、人間としての尊厳を失ってしまうような非情な状況だっだ。
デモでさけばれるえげつないシュプレイヒコール、
親の死に目にも会えず、兄弟のお葬式にもいけない、長い間そんな状況を強いられてきた。
情のあつい、やさしい祝島人はどこへいった。

今になって思えばその時点ですでに私達は負けてしまったのかもしれない。
原発賛成も反対も関係ない。
もう少しみんなで議論して答えを出していたら原発誘致を違う方向へ変換できたのかもしれない。
その分裂こそをお上は望んでいたのかもしれない。
おそらく原発誘致をしてきた地域ではこのような痛ましい分裂があって今でもその傷はいえずに重くのしかかっているのだろう。
その傷がなくなるのには核と同じように気の遠くなるような歳月が必要となるのだろう。
私達が失ったものはとてつもなく大きい・・・・。