福崎
兵庫県神崎郡福崎
姫路の北にあります。
福崎は民俗学者 柳田國男が生まれたところです。
上は柳田國男生家
柳田國男・松岡家顕彰会記念館
神崎郡歴史民俗資料館
受付でかわいらしい女性が丁寧に説明してくれます。
石臼をなぜ逆時計廻りでまわすの?との質問にも
「普通は時計廻りの方が廻しやすそうに思うのですが
長く使うには逆の方が疲れないそうです。」と答えてくれました。
“私は兵庫県辻川の柳田國男記念館で柳田國男の小学校時代の修業証書を見せてもらったが、1年間に2学年、時には3学年も終了している。
昔は才能のあるものは1年間に2学年くらい昇級することがあったが、柳田は続けざまにそれを重ねて、十一歳の時にはもう小学校を卒業している。非常に早い卒業であり、いわゆる天才的な少年であろう。
そのころ日本における学問的教養にはふたつの流れがあった。
ひとつは武家的な漢文脈の教養であり、今ひとつは農商の間に見られた和文脈の教養である。
そして家によっても漢文の書籍を多く所蔵するものと、和文の書籍を所有するものとがあった。
和文脈の家には和歌・小説・紀行、世辞・随筆などについて書かれたものが多い。
柳田が読書の機会を与えられたのは和文脈蔵書の家であった。
そしてそれがいろいろの空想をたくましくする少年を仕立て上げていったと思う。”
宮本常一「柳田國男の旅」より