「認知症高齢者が安心できる住環境」
オーネット向けのセミナー「認知症高齢者が安心できる住環境」
講師は和歌山大学 足立啓氏
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△テキストより
“認知症”の典型的な症状「徘徊」の行動類型
①多動型(休まずに動き続ける)
②外出目的型(家族に会いに行く、一人では不可)
③定位不能型(自分の居場所がわからず迷う)
えーこれ聞いたら私も痴呆じゃないかしらと思う。
②について言えば本人にはきちんと目的があってそうしているけど
第3者から見れば突発的な行動に見えるらしい。
それってよくある。
自分の頭の中ではいろいろ考えていて
たまたま言葉に発したものが「なんやねん突然」!とはよく言われることだ。
<あれ普通の人はそんなことないの?>
“認知症”の精神症状
①方向感覚の違い
②進行性の記憶障害
③判断障害
③人格障害
④言語障害
⑤その他
①の方向感覚の違いは<空間的><時間的>感覚の消失らしい。
コミニティの中で生活することが大切。
注意深く観察する。
明暗、寒暖、感覚的な環境の差(皮膚感覚)が大切。
福祉に関わる職員は抽象的な表現しかできない人が多いが
これからはそれでは通用しない。
具体的な表現方法を指導する、助言する。
痴呆症状緩和のケアをたすける環境つくりの指導と手法『PEAP』
・社会的環境
・物理的環境
・運営的環境
・個人の生活史
『PEAP』日本版は具体的な方法が書かれていて施設を設計する上でも結構参考になると思う。
・見当職への支援
・機能的な能力への支援
・環境における刺激の質と調整
・安全と安心への支援
・プライバシーの確保
・入居者とのふれあいの促進
おそらく介護の現場では職員が一人一人を注意深く見る余裕がないのが現実だと思う。
でもそれを誰かがみてあげない限りその人の存在は認知されない。
施設に預けて余裕のできた家族さんでもいいから見守ることができたらいいのかも。
子育てと同じように注意深く観察することで痴呆も痴呆でなく
何か意味のあることになるのかもしれない。
と、自分におきかえると理解できるような気がするけど・・・。
これこそ、言うは安し行うは難しだよなあ。